歯科医院の開院件数は約6万8千件。
では、資金的なゆとりのない、、、俗に言う「自転車操業」で資金を回す経営状況の歯科医院はどのくらいでしょうか?
正確な数字は分からないですが、 全体の20%満たないぐらいでしょうか。
若い開業歯科医院で、なかなか軌道に乗らず 資金的に苦しいところや、患者さん離れの激しい歯科医院などなど。。。
理由はいくつかあれど、他業種に比べると「苦しい経営」の歯科医院は意外に少ないです。
通常の会社経営で考えると、逆に苦しい経営を強いられている割合は40%ぐらいはあるのではないでしょうか。
この違いは? 一般企業になくて、歯科医院にあることが その答えになるわけです。
それは、痛みや治療の必要性を伴う医療であること。
そして、保険収入という医療特有の制度があることで収入が安定しやすいという特徴です。
私自身もこれまで数百件もの歯科医院の決算書や経営数字を見てきて、良いところも悪いところも目の当たりにしてきました。
自費率70パーセント以上超えるクリニック、ほぼ保険収入のクリニック、物品販売が月150万を超えるようなクリニック、売上が業界でも上位に入るクリニック、地域で1番のクリニックなどなど。
それぞれ色はありますが、すべての 歯科医院にそれぞれの経営があり、それぞれの資金の流れがあります。
次回はもう少し掘り下げお話しますね!
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