経営コンサルタント渡邉

ビジネスモデル構築、マーケティング及び増収増益をはじめ、財務、経営計画、組織化、事業承継など幅広い分野で支援する経営コンサルタント。

特に歯科、理美容、建設業や士業、営業系の支援に定評あり。
常に人とは違った視点や戦略でコンサルティングを展開するスタイルのため、ある一定の成長や結果をあげた企業様が門を叩くケースが多い。

他の活動として、各種セミナーや研修等、各種業界団体の講師を数多く行っており、近年では財務や目標達成、営業力強化といった依頼や、2代目、3代目経営者や後継者に向けての支援が多い。

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《書評》未来から始める経営改革

《書評》デザインも経営も、夢を現実にする力

『脱ノープラン経営』の読者の方から寄せられた感想を、ご紹介させていただきます。ーーープロダクトデザインという創造活動には様々な制約が付きまとっている。材料技術、生産技術、設計要件、原価、日程、安全性、法規…そして何より市場のニーズという時代との文脈が欠かせない。研究の現場でもある大学では、時にこれらの要件に縛られず、理想の姿を自由な発想で探ることを優先する。しかし、そこには「(市場の)現状を知り」「あるべき理想を語り」「課題を洗い出し」「戦略を立て」「様々な角度から解決方法を探り」「狙いを確実に表現し」「結果を検証する」プロセスがPDCAとして何度も繰り返される。本書は企業経営のノウハウを「計画の重要性」を軸に解説しているが、読了後の最初の感想は、上述の「デザインのプロセス」と、酷似しているということだ。プロダクトデザインは商品を通して「新たな生活様式」に対するビジョンを問う仕事だ。デザインが利益を追求する以上、デザイナーにも理想を現実にするためのビジネスセンスが必要で、利益を生むためのシビアな判断力が求められる。そこには、あるべき姿(未来)をイメージできるビジョンが欠かせない。「夢見る力」と「現実」のバランス感覚を身につけることが経営者にも若きデザイナーにも求められているのだと本書を読んで改めて感じた。計画的にプロジェクトを推進する力を持つことは、学生達が将来どんなキャリアに進むにしても必要なコンピテンシーであり、今後のキャリア教育の視点からも避けて通れない重要な視点をこの本は示唆している。_____________________名古屋造形大学 副学長/教授 金澤秀晃先生

【一般社団法人 歯科経営支援協会】の活動

世間でもよく聞く「開業歯科医院件数」は、2024年2月の厚生労働省により行われた「医療動態調査」によると、全国の歯科診療所66,843件。コンビニエンスストア(約57,000件)より多いなんて言われてますよね。これらほとんどの歯科医院が、税務申告(個人/法人)を税理士に委託しています。一般業種の個人事業主の税務申告(確定申告)についてはどうかと言えば・・・自分で申告をする人が多数という状態なのですが、歯科医院の個人事業主の税務申告(確定申告)は税理士に委託しているケースが逆に多いというのも業界ならではの特徴だと思います。であるとするならば・・・「税理士の活躍の場」も他業界との関与よりもかなりあるわけで、税理士業界から見ても歯科業界は良い市場であるということができます。そして、歯科業界には各種サポートする立場の人も多くいます。例えば、我々のようなコンサルタント、機械メーカーやディーラー、保険に研修機関などなど。とてもよく聞く話が、『税理士に対して抱えてる不満や、悩み、問題についてです』冒頭にも述べた通り、歯科医院に近い存在(税務申告で関わる、毎月会計資料を預かるなど)であり、接点が一番ある存在である税理士なのですが、これら関係者の仲間から紹介先税理士への不満やクレームの声が多々あり、紹介者責任を感じる・税理士を紹介出せないとの話が山のようにあるのです。また、歯科医院の先生方からの不満の声もたくさん上がっているという事実・・・期日(予定)通りに対応してくれない月次の試算表(数字の成績表)が予定通りもらえない具体的な節税対策の提案がない納税の報告(納税予測)がギリギリ過ぎて困っている納税説明が少ないため、確定申告以外の予定納税がどのタイミングで来るのか分からず、場当たり的に納税させられている相続・事業承継を含めた対策、対応がない設備投資の相談をすると大体ダメだと言われる会計資料のやり取りがスムーズにいかない担当スタッフの対応力がない税理士事務所自体の対応や体制に不満税務調査の時の対応が不安税務調査での税理士の対応が不満毎月の税理士報酬が高くて気になる税理士報酬の割に何もしてくれない当初の契約の通りの対応やサービスをしてもらえないなどなど・・・色々な不満やクレームの声を聞きます。私としては、会計業界にいたことや、現在も顧問としても関与している立場としてとても悲しい状況です。とは言いながらも、私たちも税理士を歯科医院の先生方へ紹介した事で結果、不満や対応力のなさで悲しい声をたくさんもらっているのも実態としてあります。これら税理士事務所の「品質」とも言える問題にメスを入れたのが、歯科経営支援協会の活動です。『歯科医院と会計事務所を繋ぐ』をテーマに発足し、「品質の高い会計・税務サービス」を提供できる会計事務所を作ることに特化した団体です。これら「品質」のこだわりが何かは、また次の機会に詳しくお伝えしていきたいと思いますが、歯科医院の税務・会計の支援に対する安心・安全である[歯科経営支援協会マーク]