「決算書」って何のためにあるのか?その2
売上を見ていればいいのだと思いますが・・・ダメなんですか?
前回は、
「決算書」は努力の証!
決算書に記載されている数字は
スタッフが一生懸命働いた
最終的な成果そのものであるという
ことをお伝えしました!^^
決算書は、
会社の儲けがどうなったのか
をはっきりと示してくれます。
お金がどうなのか?
売上、収益があがったのか?
経費がたくさん出たのか?
まずは決算書の仕組みを
簡単に理解する必要があります。
では、
何から見ればいいのか・・・
数字に慣れない方、
2代目、3代目後継者の方、
まずは損益計算書(P/L)から見ましょう!
損益計算書は、
会社の一会計期間における経営成績を示す決算書。
すなわち会社の経営成績を収益(稼ぎ)と費用(コスト)とを
対比して、その差額として利益(儲け)を示すものです。
別名「Profit&Loss Statement」(略してP/L)とも呼びます。
※中小企業庁「中小企業の会計31問31答」より引用
普段の企業活動(現場)に直結している
ものが出てくるので、
損益計算書については
割と抵抗感がない方なのでは
ないでしょうか?!?
でも、
売上だけ見てりゃいいんじゃないの?
という方もいらっしゃいますよね^^;
売上の実績や営業マンの稼ぎは
売上を見れば確かに分かります。
でも「売上」=「稼ぎ」であって、
「儲け」ではないのです!^^
稼ぎ(売上)から商品の仕入や給料、
家賃や光熱費など販売や商売を
継続するための“コスト”を
全て差し引いたものが会社の「儲け」なのです。
もしも商品を販売したときに
「稼ぎ」以上の「コスト」がかかるなら、会社は赤字になってしまいます^^;
つまり、
会社はどれだけ「稼いでいるか」よりも
どれだけ「儲けているか」の方が重要
なのです!
気づいたら長くなっていましたね^^;
ではまた次回!
経営コンサルタント
渡邉拓久
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