後継者の人たちは
どんな経営をしていけばいいのか?
失敗のない事業承継、
引き継ぎをするために・・・
後継者として経営を引き継いでいく時、
何を果たすべきかを理解し、
それを学べばいいのです。
前回、後継者の果たすべき“役割”を、
このように定義しました。
(1)リーダーシップを図ること
(2)革新的な取り組みを行う
(3)会社を継続させること
そして、前回は
1.のリーダーシップを図ること
をお伝えしました^^
後継者は先代と比較すると
“求心力”という点で弱いことが多いので、
そのためには・・・といった内容でした。
要するに・・・
“この人でも大丈夫だな!”
と思わせることが重要でした。
読んでいない方は、
前回号を見てくださいね!
そして今回は2つ目の
『革新的な取り組みをする』
です。
何が革新的か・・・
という事を考えると難しいので、
新しい取り組みをするということです!
前回のリーダーシップもそうですが、
後継者として何らかの「成果を上げる」
ということが、心持ちとしても
とっても重要なのです。
“親には負けたくない”
といった感情や、
“早く社会的に認められたい”
といった感情・・・
「自分で切り開いた!」
と言いたいですよね!^^
後継者の方の相談を受けていると
こういった感情を交えた話を
聞くことがとても多いです^^
ここでのポイントは3つ
一つは、
自分自身の力で切り開く“意志”が大切
二つ目は、自分自身で成果を上げること
そして、
三つ目は、過去の延長線上のビジネス展開で
これからを乗り切れるのかを見据えて
新たな挑戦をするのかどうかです。
“意志”については、
「後継者になる」と決めた時の
覚悟と同じ・・・
※当然、覚悟してますよね?!
これ事業承継のスタートの原則です^^;
成果は自信につながる(自分の)
成果は信頼につながる(社内の、業界の)
とても重要ですよね!
そして・・・
過去の延長線上のビジネス展開で
乗り切れるかどうかです。
そのための新しい挑戦が必要であるということ。
多くの人が、今の延長線上で
商売がずっと続くと思いがちです。
そんなに甘くはないです!!
ずっと続くと勘違いをして・・・
新たな取り組みをせず消えていく会社は
山のようにあるのです。
うちの顧問先にも
過去に挑戦せずして、落ちかけた会社もあります。
その後、立て直しに成功したものの
その苦労と労力と落ち続けるストレスを
考えれば、もっと早く動くべきだったでしょう。
私も相当チカラを使って苦労しました^^;
モノのない時代から
モノがあふれる時代へ変わり・・・
選びたい放題の時代だからこそ
売れないのも当然です。
そして、今でさえその状況に陥っている
会社であればなおさらです!
革新的な取り組みをするのは
資金も含めてリスクはつきもの・・・
だからこそ後継者という立場の
今から取り組むのがいいのです!
新しい事業なのか、
新たな技術開発なのか、
関連性ある他の事業への挑戦なのか・・・
いろいろ選択はあるかと思います。
何をこれから展開すべきか
挑戦するべきか
じっくり考えてみましょう。
次回は3つ目の
「会社を継続させること」
について触れてみますね。
経営コンサルタント
渡邉拓久
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経営コンサルタント 渡邉拓久
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