2/25(水)の夜、そして翌日午前中の計2回にわたり、
『現場から収益を生み出す「右腕育成」セミナー』
をオンラインにて開催いたしました。
本セミナーは、歯科医院経営における『構造的なズレ』に焦点を当てた内容です。
資料冒頭でも提示した通り、テーマは『院長の視座を持ち、医院の未来を共に創るスタッフの育て方』です。
院長とスタッフの間に生まれる不満。
その背景には、感情の問題ではなく『視座・視点・価値観の違い』という構造があります。同じ医院を見ていても、立っている位置が違えば、見える景色は正反対になります。
特に重要なのが『見えない数字』の存在です。
売上の水面下には、借入返済、将来投資、修繕費、税金などがあり、院長は常に『未来・資金繰り・責任』という視座で経営を見ています。
一方、スタッフは『目先の業務・給与・労働時間』にフォーカスします。
このズレを放置すると、組織は疲弊していきます。
そこで提案したのが、『右腕』となるリーダーの育成です。
右腕育成のメリットは明確です。
院長は経営判断に集中でき、孤独感が減り、仕組みで回る組織になります。
スタッフは仕事が『作業』から『価値創造』へと変わり、不満が減り、成長実感を得られます。そして医院全体としては、改善が継続し、KPIが機能し、採用・定着にも好影響が生まれます。
セミナーでは、まず院長自身が経営数字を理解すること、その上で右腕候補を選定する基準、さらにマインドセットの整え方まで、具体的にお伝えしました。
重要なのは『他人任せにしない』院長の姿勢です。
右腕は外から連れてくるものではなく、内部から育てる存在です。
2日間に渡りそれぞれ異なる時間帯でありながらも、共通して『ひとり経営からの脱却』に対する強い関心を感じました。
最終的に目指すのは、院長ひとり経営からの脱却です。
右腕とともに進める経営へとシフトすることで、組織は『属人化』から『構造化』へと進化します。
今回2回にわたり実施したことで、改めて多くの院長が『数字で語れる組織づくり』の必要性を実感していることが明確になりました。
歯科医院経営において、右腕育成は選択肢ではなく、持続的成長のための必須条件であると確信しています。
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◉◉◉ 編集長のひと言
右腕とは優秀さではなく、経営を数字と言葉で共有できる存在——組織を「構造」から変える入口を、掘り下げます。
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