9月2日から4日間、QGMでは名古屋造形大学の学生さんをご招待してインターンシップを開催しました。
本年度のテーマは「会社をつくり、経営を体験する」
学生たちは経営シミュレーションである「戦略MGマネジメントゲーム」とホワイトノートを通じ、実際の経営に近い疑似体験に取り組みました。
彼らがまず口にしたのは「思ったより経営は難しい」という声。
売上・在庫・資金繰りの数字に直面した途端、皆の表情は一気に真剣さを帯び、まさに経営者そのものでした。
特にリスクカードで想定外の事態に直面した際、「今売るべきか、理念を貫くべきか」と悩みながら決断する姿には、経営者の葛藤が重なって見えました。
また、毎日のホワイトノートへの記録を通じて、思考を言葉にし、自分の課題や成長を振り返る姿も印象的でした。
書くことに戸惑っていた学生が、最終日には「要点を掴んで整理できるようになった」と語ってくれたことは、習慣化の大切さを改めて教えてくれます。
経営は数字だけでも、理想だけでも成り立ちません。
理念と利益をどう両立させるかーーー
学生たちの真摯な学びを見て、私自身も日々の経営判断において「理念を軸にする」大切さを再確認しました。
この体験は、未来のリーダーだけでなく、今を生きる私たち経営者にとっても貴重な示唆を与えてくれるものです。
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